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幸子Yukikoのホームページ

      捜査機関対応状況について

            警察の対応


             ずさんな警察捜査  警察が「飛び出し」と決め付けた初動捜査

事故直後の状況

  
  
この日、たまたま休みだった父親が、幸子が交通事故にあったとの知らせを聞きました。

  救急病院へ大急ぎで車を向けました。

  途中、救急車とすれ違い“幸子が乗ってる”と直感し、すぐさま、車を反転させて救急車にピタリとついて救急病棟にすべりこみました。

  車を降り、すぐに確認すると、そこには酸素マスクをすっぽりかぶせられた娘が、もがき苦しんでいました。

  そして、声にならない叫び声、うめきもがき苦しんでいました。私は人間があれほど苦しんでいる姿を見たことがありませんでした。

  足を見ると完全に折れ曲がって変色しているのがわかりました。

  救急隊員にすがるように「怪我の程度はどうですか?頭は打っているのですか?」と聞いても何も答えてくれません。

  幸子は処置室へと搬送されていきました。私は体中から血の気が引いて行くのがわかりました。

      (幸子はすぐに全身麻酔の処置がほどこされました、そして苦しみから解放され安らかに眠っているように見えました)

      病院側から幸子の状態についての説明がありました。

           すでに心臓が数回停止し蘇生対応をした、そのため脳のCT画像は確認できていない、左目がつぶれている、肋骨が折れている、

           肺が損傷、内蔵が破裂、足が折れていること等々が説明され出血性ショックで非常に危険な状態との説明を受けました。

           その後、手術までに時間を要し開始されたのが、二時間後位でした。

           ただ、ただ、幸子が助かるように・・と祈るだけでした。


  
  
加害者は、逮捕されることもなく救急搬送から一時間ほどで病院に来て「怪我の程度を教えてほしい!!」と受付で騒いでいました。

  “なぜ加害者がここにいられるのか?逮捕されていないのか?”とその状況が理解できませんでした。
  
  
警察も病院に来て、「事故の原因は娘さんの飛び出しが原因です。急な飛び出しの為、バイクは回避不可能でした。

  センターラインから1.5メートルの所まで飛び出しています。」 と 家族に説明しました。 


  事前に聞いた友達のお母さんの事故状況と食い違うので 「よく調べてください」 と頼んでも何も答えません。

  さらに、「目撃者の住所、連絡先を教えますから」というと、担当警察官は首を傾げて何も言わずに立ち去りました。

  警察捜査に疑問を持ち、その夜に連絡を入れました。娘の命が危ないことを伝えると警察の態度は急変しました。

  慌てて警察官2名が病院に飛んできました。そして、警察官は 「救急隊からは、けがの程度がこんなに酷いとは聞いてなかった」 

  「しかし、病院の対応は遅いよね、手術まで時間がかかりすぎだよ」 とか、弁解めいたことばかりを言うのでした。

  また、病院の隅で、しきりに本署に連絡を取っていました。 「加害者のバイクを確保しろ」 というような内容の捜査指示をしているようでした。

  加害者バイクは、加害者本人が警察指示で夜遅く本署に持ち込んだとのことでした。(加害者証言より)



    恐らく、警察はバイクと歩行者の接触事故で、大した事故ではないと思っていたのでしょう。

   そのため、事故直後の証拠保全等は、ほとんど行われなかったようです。

   事故翌日の早朝に慌ただしく複数の警察官が現場検証をしていました。


   23日、午後8時過ぎに娘は亡くなりました。





警察捜査への疑念

  このままでは加害者の都合の良いように”娘の飛び出しが原因”として処理されてしまう。

  葬儀の翌日(10月27日)警察の対応に疑問を持ち始め、

  
娘の葬儀を終えて、気持ちを奮い立たせて警察署に向かいました

  病院に来た2名の警察官が対応しました。


  
 私は 「事故を目撃した子供とそのお母さんの実況見分調書をお願いします」と切り出すと、意外な返答でした。
  

  
  「子供は判例で採用されないので無理です。」 「お母さんもやめたほうがいいよ、調書は残るものだからから本人も嫌がると思うよ。」

  目撃者の捜査協力をかたくなに拒むのでした。

  
これは、何かおかしい!と、感じた瞬間でした。


  
  警察捜査に疑念を抱いた私は、日を改めて説得することとしました。

  こちらも弁護士等に相談し、知識を身に付け、警察に、再度、捜査依頼に行きました。

  するとそこでは、壮絶な状況が待ち受けていました。

  私から 「繰り返しになりますが、目撃した子供と保護者の現場検証をお願いします」 と切り出すと、主任警察官は大声で

  「警察は、あなたの娘さんが有利になるようにしてあげているのに、他の目撃証言を取ったら娘さんが不利になってしまうよ!

  過失割合が不利になってもいいんだね!」 と言われました。 大変ショックでした。

  これで、確信しました。警察は、事実をゆがめようとしている。事件潰しが行われていると・・・



警察からの対応の変化

 
   私は警視庁監察室及び国家公安委員会に申し立てをすることを決意し、対応した警察官に伝えました。

   また、今までの警察対応を知り合いの警察OBに相談したところ、青梅警察副署長に抗議の内容が届きました。

   その後、担当警察官の態度は急変し、菓子折り持参で、短期間に2度も自宅に課長、担当者が来ました。

     そして、公正な捜査をすることを交通捜査課長は約束するのでした。

   これで、適正な捜査が行われると安堵しましたが、現実は、そう甘いものではありませんでした。

   公正な捜査を約束した警察は、裏でコツコツと、娘の飛び出しが原因による事故であるとの報告書を作成しているのでありました。
  
   後の民事裁判で、この報告書の信ぴょう性は否定されました。


   警察に騙されていることは、検察送致直前に知りました。



           
民事裁判で明らかになったデタラメな実況見分見取り図は→→  こちらから
 


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